【日本には守りたい里山がある】

日本には「里山」と呼ばれるところがあります。

しかし、その里山は今、
過疎化が進み、若者が都会へ出向き、
農業の担い手が減り、
昔は田んぼや畑だったところが
どんどん「荒地」になってきています。

ここ、兵庫県宍粟市の繁盛(ハンセ)地区
もその一つです・・・・。

「里山」でも、
比較的交通の便が良かったり、
歴史的価値のある建物が多く残る地域は、
「観光資源」を活用して、
活性化させることができます。

しかし、この繁盛地区には、
高速も鉄道も観光資源もありません・・・・

「ヒト、モノ、カネ」何もない「里山」の方が、
日本の至る所に存在しています。

そんな、里山は「もう存在価値」はないのでしょうか？？

決してそんなことはありません。

そこには、「人々の暮らし」「自然」「文化」があります。

そして、都会や観光地では決して体験できないことだってあります。

けれでも、
「何もしなければ、ただただ廃れていくのみ・・・だと思います・・」

我々が目指すのは、
「強い田舎」「強い里山」です。

それは、国や自治体、農協のみに頼らない、依存しない、「自立した里山」を目指すこと。

人が集まれば「知恵」が集まります。
年配の方が集まれば、「経験」が集まります。
若者が集まれば「時代のニーズや情報」が集まります。

その結果、
「企画」「生産」「PR」「販売」
と全ての流れを「独自」で作りあげることができます。

そんな思いで「繁盛里山マイスター」を発足させました。

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2018年7月石本泰之(いっしー)